遺言書

 遺言者○○○○は、次のとおり遺言する。
一、 遺言者は遺言者が所有する財産のうち、以下の財産を福祉法人「○○会」(北海道○○市○○235番2)に遺贈する。
(ア) A銀行○○支店定期預金 口座番号○○○○○○○○の預金全部
(イ) 十五年利付国債 
    発行日 平成壱参年弐月四日 額面 壱千万円 保護預かり ○○銀行△△支店

一、 遺言者は次の者を遺言執行者として指定する。

遺言執行者 行政書士 ○○ ○○
         ○○県○○市○○24番地10

  平成○年○月○日
  ○○県○○市○○○○△番△号

  遺言者○○○○ 印
ワンポイント解説
 まったく相続人がいないという場合、特別に世話になった人などがいなければ、相続財産は国のものになります。それよりはこのような法人に寄付をしたいという場合、このような遺言を残すことができます。ただし、寄付された相手が扱いに困るようなものは避けた方がよいでしょう。相続人が遺言に従って寄付をしてくれるかどうか不安な場合は、この遺言のように遺言執行者に専門家を指定した方がいいでしょう。
財産を福祉団体に寄付したい
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