相続・遺言と離婚・不倫の専門サイト

証拠の収集
相手が不倫・浮気があった事実を認めている場合でなければ証拠が必要です。相手が認めている場合であっても慰謝料の
金額で折り合わない場合には、そのような事実はなかったと主張してくる可能性もあります。メール、携帯電話の通話記録な
どは可能な限り入手した方が宜しいと思います。

相手方の調査
相手が誰であるか突き止めるのは容易ではありません。判明した場合はラッキーです。相手のあなたの配偶者に仕事上の
付き合いがあれば、そのラインから当たる方法があります。相手の普通自動車のナンバーがわかれば、陸運支局で登録事
項証明書を取得することで自動車の所有者を知ることが可能です。ただし、これは本来、不倫相手の調査をするために利用
するものではありませんから、「自宅前に違法駐車されて困っている」・「勝手に駐車場を利用されている」といった理由がな
ければ原則的には請求できなせん。探偵を利用する方法もありますが、費用に見合った効果が得られるかどうかは、その
探偵さんと運にかなり左右されます。

慰謝料の算定
精神的な被害というのは算出しにくいものがありますが、１００万円〜３００万円程度を相場として、相手と配偶者の収入、
不倫の期間やその状況によって、ある程度現実的に払えそうな金額を算出するのが効果的だと思います。事実証明に関す
る書類の作成は行政書士業務でもありますから、当事務所に慰謝料の算定を依頼することも可能です。

示談成立の条件提示
何円請求するか？が最も重要な点であるように感じると思います。しかし、その他の条件を細かく設定することも重要です。
分割での支払いを認める、今後は夫（妻）に接触しないことを約束させる、相手の家族や会社には秘密にすることを約束す
る、といった細かい条件設定も示談成立には欠かせません。

示談書で定める内容を決めましょう。
１．対象となる事実
まず、いつのどの行為に関して金銭の支払いをするのか決めなければなりません。「平成○年○月から平成○年○月まで
における、氏名（住所・・・）と氏名（住所・・・）との不法行為について」といった内容をぼかした書き方をしてもいいですし、「平
成○年○月から平成○年○月までにおける、氏名（住所・・・）と氏名（住所・・・）との不倫（不貞行為）について」と露骨に表
現してもいいです。不法行為、共同不法行為などとするのは実務ではよくあることなのですが、不倫 以外に派生的な不法行
為があった場合、その行為についても含まれることになる可能性がありますので、状況に応じて使い分けをして下さい。

２．支払う金銭と支払い時期・支払い方法
金１５０万円を平成○年○月○日までに支払い、平成○年○月から平成○年○月まで毎月５万円を支払う。この支払いは
○○銀行○○支店　普通○○○○○○○への振込みをもってする。」といった内容を定めます。

３．秘密保持等の定め
「氏名（住所・・・）と氏名（住所・・・）は本示談書における一切の事項について他言しない。また、本示談書に記載された不法
行為につき、氏名（住所・・・）は裁判・調停等の手段をとらないものとする。」等の表現を盛り込みます。

４．離婚に至った場合の定め
不倫が原因で離婚に至った場合は慰謝料を増額する内容を盛り込む場合もあります。ただし、不倫が原因であったかどうか
は現実的に夫婦以外には証明が困難なので、なかなか合意に至りにくい特約と言えます。

同意できたら、当事者が住所・氏名を書き印鑑を押して完成です。当事者が２人いれば２通作成し、１通ずつ保持することに
するのが普通です。

対象となる事実、慰謝料の額、支払い時期等の合意ができていて、単に書類を作成するのみである場合は、上記の「１．対象
となる事実 」、「２．支払う金銭と支払い時期・支払い方法」をメールに記載して送信して頂ければ全国対応４８時間以内の
８０００円クイック不倫示談書作成サービスが利用できます。

依頼・お問い合わせは
imamuragyosei@yahoo.co.jpまでメールを送信して下さい。